マジョラム

甘酒は栄養たっぷりお腹にも優しい

便秘に悩んでいる人は、様々な便秘解消法を実践してきたでしょう。
便秘解消法には食事の改善、生活習慣の改善、運動を取り入れるなどいろんな方法があります。
そして便秘といっても一概にすべての人が同じ症状とは限りません。
デリケートな話なので、周りの人とあまり詳細に話すこともないでしょう。
なのでなぜ便秘になってしまうのかなど理由を深く追求する人が少ないです。
そして、一定時間をすぎると排便が起こるため深刻にとらえない人も多いです。

しかしこのような便秘を放っておくと腸内に宿便としてどんどんの蓄積してしまいます。
便の水分がどんどん吸収されて硬い便になると排出しにくくなります。
そして腐敗が始まり有害物質が発生したり、ガスが発生して排出できなくなってしまいます。
この状態が続くと、大腸がんや腸閉塞のリスクが高くなります。
便秘は早期解消することで、腸内環境を整えることができ、健康的な体を手に入れることができます。

便秘解消のために効果的なものとしてあげられているのが甘酒です。
意外に知られていない食材ですが、日本人にはとても親しみのある飲み物の一つです。
甘酒は冬になると飲みたくなりますが、甘酒には酒粕で作られたものと米麹から作られたものと2種類あります。
栄養価がより高いものは、米麹で作られた甘酒の方です。

米麹で作られた甘酒には、飲む点滴といわれるほど豊富な栄養素が含まれています。
具体的な栄養素としては、ビタミンB群、葉酸、アミノ酸、コウジ酸、ブドウ糖、オリゴ糖、食物繊維が含まれています。
これらは実際に点滴で使用している栄養素とよく似ているため、飲む点滴といわれています。

中でも便秘解消に効果的なのがオリゴ糖と食物繊維です。
オリゴ糖は腸内にある善玉菌のえさとなり善玉菌を増やす効果があります。
善玉菌が増えることで悪玉菌が減少して腸内環境が良くなります。

そして食物繊維は、蓄積してしまっている便を排出するために便を軟らかくしたりぜん動運動を活発にするなどの働きをします。
オリゴ糖と食物繊維が含まれている甘酒は、腸の改善にとても効果が期待できます。